マンションなどの集合住宅における火災報知器の設置
火災報知器は昔からありました。 しかし、ビルやオフィスに限定され、居住空間ではあまり見るものではありませんでした。 しかし、2006年の消防法改正により、居住空間にも火災報知器の設置が義務付けられました。 理由として、就寝時の逃げ遅れを防ぐためです。 そのため戸建てやマンションにも火災報知器が導入されるようになりました。 特に、マンションなどの集合住宅での火災報知器の設置は大きな意味をもたらします。
そもそも火災に関しては、火が燃え盛っているところを見ると、人間は危険意識が働きます。 そのため、逃げなくてはいけないという意識が働くでしょう。 しかし、夜の寝入っている時間帯であると、火の確認が遅れて、火や煙が充満してしまう可能性が考えられます。 そのため、就寝中でも火災発生を知らせるための火災報知器が必要となります。 数多くの人が入居しているマンションであればなおのこと大切でしょう。
しかし、アパートやマンションの集合住宅の場合、火災報知器の設置を誰が行うのかは義務付けられていません。 家主か入居者になるのですが、部屋によって設置がされていないということにならないように、家主やオーナーが行うのが好ましいと考えられています。 もし、火災が発生し、甚大な被害が出た場合、責任問題にも発展するからです。
もし、まだ設置をしていなくて火災報知器の設置を急いでいるマンションオーナーがいるのであれば、防災管理備品の設置を行っている会社に委託してみましょう。 選定から取り付けまでをスムーズに行ってくれます。
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