性能規定に基づく特殊消火設備
特殊消火設備は総務大臣の認可を受けた消火設備です。
なぜ、特殊消火設備が生まれたのかｒというと、通常の消火設備では賄いきれない大規模火災の場合に対応するためのものです。
特殊消火設備と名前はついているものの、これら全体の消火システムのことを指します。
これらの特殊消火設備が導入されるのは、大勢の人間が集まる場所が多いようです。
性能規定が明確に義務付けられたのは、平成16年６月のことです。
性能規定が導入される前は、どうしても画一化になってしまい、決まりきった消火設備の導入しかできませんでした。
どの消火設備があっているかは、その場所その場所によって異なってくるので、あまりにも枠を狭めすぎてしまうと、本当に欲しい消火設備の導入ができない場合がありました。
しかし、性能規定が施行されたことによって、いろいろな消火設備の組み合わせができるようになりました。
そのため導入が難しかった特殊消火設備の導入もたやすくなり、より効果的な消火設備の導入が期待されるようになってきました。
性能規定は消防にたいする大きな括りになります。
柔軟性を持ったことで、充実した特殊消火設備を導入できるようになったので、より安全に生活できるようになったと言っても過言ではありません。
今まで有効性が期待されながらも、あいまいだった特殊消火設備のポジションが確立されたと言っていいでしょう。
性能規定に基づく特殊消火設備がどんどん広がれば、安心して暮らせるまちづくりができるでしょう。
|
