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防火管理者と防災管理者の設置の義務
防火管理者と防災管理者という言葉をご存じでしょうか。
このふたつの資格は、人々を火災から守るための業務を行う有資格者のことを指します。
これらは消防法に基づいて管理者から選任されることが義務付けられています。
防火管理者jは防火するために必要な設備の配置などを行う人のことを指し、防災管理者は避難訓練などの実施の中心者になることを指します。
防火管理者を取得するには、消防署で防火管理のカリキュラムを受けなくてはなりません。
防災管理者は防火管理の資格を有した人が専任されることが多いようです。
なぜ、防火管理者と防災管理者の設置が義務付けられたかとうと、大規模火災による被害の拡大を防ぐ狙いがあります。
人が集まるところで火災が生じた場合、おおきな混乱を招く場合があります。
そのため、防火管理者などを設置して、消防計画を立てたり東想定をすることで、より明確に防災に対する対応をすることができます。
大勢の人が勤務するビルや集まる商業施設、いろんな人が入居するアパートなどは、いったん統制がとれなくなると無秩序になってしまう可能性があります。
スムーズに避難・防火活動を行うためには、防火管理者や防災管理者が中心となって、日頃の意識と避難訓練を行う必要があります。
もちろん、きちんとした防火管理計画も立てる必要があります。
今、防火管理者と防災管理者の設置が義務付けられるほど、防災意識は高まっていると言えます。
だからこそ、管理者だけに任せるのではなく、日頃からきちんと防災意識を持ち、設備点検や避難ルートの確認をしなければなりません。