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家庭用火災警報器の取り付けの義務化について
家庭用火災警報器の取り付けが義務化されたということはご存じでしょうか。
何となく聞いたことはあるけど、実際に家に火災警報器を取り付けしていない過程は少なくありません。
実際にメディアにも取り上げられたものの、地域によって施行時期が違ったので、あまり認識がされないまま施行されてしまった経緯があります。
しかし、新築住宅に関しては平成18年6月に、中古住宅であれば平成23年6月までに施行となっています。
つまり、もう設置してなければいけないのです。
それでも罰則がないことから、そのままにしている家庭も少なくないでしょう。
ただし、なぜ火災警報器を家庭でも設置が義務付けられたのかというと、命の安全を保障するためです。
もし、家庭で火災が発生した場合、起きているときならともかく、就寝中の場合は逃げ遅れてしまう可能性があります。
だからこそ、寝室と階段に火災警報器の設置が義務付けられているのです。
義務は行わなくてはいけないことです。
なぜ消防法で義務付けられたのかというと、人間の命を守るためだからです。
そのため、罰則がないからという理由で、火災警報器の取り付けを見送ってはいけません。
もし、先延ばしにして火災が発生してしまい、命を落としてしまったらもともこもないからです。
最近は消防設備のプロの会社も相談に乗ってくれることが多いようです。
火災警報器の選定から設置、点検までも行ってくれるので、煩わしく感じることもないでしょう。
火災時の命を守るのは、火災警報器なのです。