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屋内消火設備と避難用設備について
万が一、火災が発生したときには、人命を最優先させるために屋内消火設備の充実と安全な避難用設備を設置しなければいけません。
これらの消防設備がしっかりしているか否かでは、被害の大きさがはるかに異なってくると言えるでしょう。
特に不特定多数の人が入り乱れる商業施設や病院、オフィスビルなどでは、これらの屋内消火設備や避難用設備の設置が必須であり、消防法で細かく定められています。
これらの設備をきちんと配置して、ぜひとも消防対策を行いたいものです。
屋内消火設備で最も目の当たりにするのが消火栓でしょう。
多量の水と水圧で鎮火をはかる設備です。
他にもスプリンクラーや水噴射消火設備、泡消火設備などがあります。
これは火元をいち早く鎮火させるために有効です。
熱や煙を感知して自動で動くタイプも多く、迅速な消火活動を行うことができます。
また、同時に避難用設備の充実もしておく必要があります。
火災で死亡する原因は、何も炎によるものだけではありません。
どちらかというと、大型施設では蔓延した煙を吸い込んでの一酸化炭素中毒が多いでしょう。
そのため、屋内消火設備による消火活動も大切ですが、いち早く現場から避難することが大切です。
そのとき避難用設備は有効です。
避難はしごや救助袋が多用されています。
避難はしごは高齢者に使用しづらい面があり、救助袋と併用して使用するといいでしょう。
このように屋内消火設備と避難用設備をうまく組み合わせて、最大限の人命確保を行いたいものです。